そろそろ大統領選の結果が出ますが、金属相場にどのような影響を与えてくれるのでしょうか。最近の気になるニュースを交え

いやあ、今日も、書いてしまいます。色々とやることがあるはずなんですが、ほとばしる"思い"をなにか形に起こしたい欲に駆られ、ついついブログの執筆に時間を割いてしまいます。身内にも言われますが、こんな「長ったらしい、まとまりのないコンテンツ」を、よくもまあ、したり顔で投稿できるよなと、毎度思いながらも、やってしまうんですよね。つい。

しばらく更新しない間に、面白いニュースがヤマほどありましたよね。また、11月3日には、米国大統領選の結果が出ます。まさに、激動の時代であります。

以下、気になるコンテンツ

中国で人民元ベースで銅先物

もう、「既定路線まっしぐら」ですよね。米ドルの基軸通貨たる必要性が薄れた結果が、"これ"であります。米国民主党オバマ政権時に、国体が揺らいだだとか、中国にすり寄ったからだとか、まあ、色んな解釈があるかと思いますが、政治学上の実態は、よくわかりません。ただ、金属屑の再生並びにその貿易に関わりも持つ商売人であれば、このように考えます。「米ドルだろうが、人民元であろうが、安全に確かに送金できる通貨を使いたい」と。その他国通貨に対する自国通貨の相対的な評価なんかを考えずに済むのであれば、煩雑さのない利便性の高い"ツール"を使いたいと思うのは、万国共通の発想ではないでしょうか。

もっと具体的なハナシをすると、米ドル決済に固執すると言うことは、SWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication SC)の"システム"に依存することになります。極論を言ってしまえば、米国にすべての決済情報を開示することになります。まあ、特に"やましい"取引をしていなければ、そんなことは気にしなくてもいいはずです。ただ、この便利で崇高なシステムを利用する上で、"枠外"との決済を行う際に問題が起きます。例えば、中東の某国から「世間一般には一般的でない、金属スクラップ」を購入したときです。当地の銀行(三菱UFJ)側で、「なんか、怪しい取引してないよね」と決済に"待った"がかかることがあります。

我々は、日々、「経済圏をまたぐ」度に、その"通行料"なり"利用料"を、当たり前のように納め、当たり前のようにサービスなり物品を手にしていますが、その"またぐ"行為は、本来は「そこまで当たり前ではない」のです。その"煩わしさ"を、ルールを守り、一定のみかじめ料を納める前提で、あたかも"当たり前"に使うことのできる便利なツールであると錯覚させる"システム(イリュージョン)"が、我々の生活を支えています。

大阪は、OSAKAにならないらしい

これも、帝国の覇権争いの一端であると理解していますが、実態はどうなんでしょうか。また、今般のウィルス騒動で、リニアの存在意義自体が大きく揺らいでおります。静岡の知事がどうのこうのとのたうち回ったところで、利権構造の盤石な当該ビジネスにおいて、本来であれば、一蹴されるような"戯れ言"で済まされます。ただ、"誰か"が、そうさせなかった。そうさせたかった。リニアのスタートを遅らせたかった。時期尚早としたいのか、いや、もはや必要の無い過去の遺物なのか。間違いの無い事実を挙げるとするのであれば、リニア主体のインフラ整備には、「相当量の電力の確保」が必要だし、「名古屋(トヨタ)を中心とした各経済圏の足並みを揃える」ことが前提となると思います。

弱小通貨はイラン

タイトルの通りです。実際には、すべての貿易決済が対象ではなく、日本でいうところの"出島"のような経済特区の中のさらに一部で、仮想通貨を用いた決済が行われるであろうというハナシのようです。おそらく、ここでも"システム"のハナシになりますが、外貨の準備高云々以前に、"グレー"な取引をせざるを得ない方々にとって、アメリカ株式会社の決済管理システム(SWIFT)は、"悩みの種"でしかなく、"それ"を無視できる決済システムがあれば、喜んで"そっち"を使うわけです。目下、中華経済圏版のCIPS(Cross-Border Interbank Payment System, RMB)なる"枠組み"があり、今後、ますます利用価値が向上するモノと考えられます。

聞いたところによれば、全世界の中で、当該"システム"に参加している金融機関数が多いのは、日本だそう。この流れに、日本としての深い戦略性や狙いがあるのであれば、それはもう、この国が貿易における、一大ハブとして名を馳せるチャンスでしかありません。香港がかつて担っていた"洗浄力"を、この国が持ち、米中両経済圏の"架け橋"となる日がやってくるのです。

まあ、半分冗談ですが、あながち間違った方向性ではないのかもしれません。前回のポストの中で、「ハブなり架け橋なんてミソ食らえ」だと断言しましたが、その通りです。使われてお終いです。しかしながら、衰退してゆく一方の我が国にとって、まだ"利用価値"がまだあるだけ、マシなのかもしれません。それぐらい、NIPPONの成長性は乏しい。黒田砲でもアベノミクスでもいいですが、ありとあらゆる"カンフル剤"を試し、その場しのぎの"HIGH"は享受してきましたが、これ以上、"危険な薬物"を受け入れるだけの体力は残っていないような気がします。薬物耐性が強くなってしまった、中毒者のようです。

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