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ミックスメタルの今後を考えてみる

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先日、人生の師と仰ぐ方に、このブログをみていただいたのですが、「小難しい」との酷評を得ましたので、以後、気を付けたいと思います。確かに、自分で見返しても、「長ったらしいなあ」と思うばかりで。隙間時間に殴り書きしたメモをもとに、ちまちまと夜更かしをしてしたためるのですが、言いたいことがいっぱいあって、ついつい冗長的になります。アクセス数は、おかげさまで微増ながらも成長しているので、やめることはありませんが、時間対効果を考えると、やり方を変えるべきだと実感しています。新しい切り口で、攻めてゆきたいものです。 “ミックスメタル”ってなんだろう 最近、業界の中では、このコトバをよく耳にします。例えば、「中国が、ミックス・メタルの輸入を渋っている」とか、「国内需要家向けミックス・メタルの検収基準がどうのこうの」などです。 過去の実体から考えると、前者は、業界でいうところの“雑品”、一般の方から見たときの“ゴミ”に該当します。かつては、そのまま中国国内に船で運び込まれ、ひとつひとつ解体され、同国国内の金属原料として、再生されていました。 そして、後者の意味合いは、「車を破砕し、鉄分を取り除き、選別をしてその他の金属分(主にアルミニウム)を抽出したもの」ではないでしょうか。一般的には、アルミの合金を製造されているメーカーが購買しているものと考えられております。 つまり、“ミックス・メタル”の定義は、ひとつに括ることが難しく、「色んな金属の集合体(=複合金属)」といった概念でしか言い表せないのです。最終的には、いずれも金属の原料となります。 ナッツとメタル 適切かわかりませんが、業界外の方々に説明をする際、筆者は、このような表現を使います。「ミックス・メタルのリサイクルというのは、粉々になった“ミックス・ナッツ”から、 特定のナッツ(金属)を『どうにかこうにかして』取り出す作業 です。白っぽいクルミやらカシューナッツ、マカダミアナッツが、鉄とアルミ、ステンレス。赤茶っぽいアーモンドが“銅っぽい”モノです」と。あくまでも、想像の世界でのハナシです。簡略化しすぎでしょうか。 そして、あともうひとつ、大事な構成要素を忘れていました。5番目に、「粉っぽい部分」を挙げさせていただきます。 クルミ(鉄) カ

大きな大きな都市鉱山利権

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もはや、語気強く「やんややんや」と申し上げるネタもなくなってきました。 ギニアでのクーデター騒動、中国へのアルミナ供給に影響はあるのでしょうか。もしくは、既に織り込み済みのシナリオ。 #guinea #alumina https://t.co/0cRsV57eFZ — Michiru IMAI (@michiru_rsrcs) September 5, 2021 この“騒ぎ”も、傍観すると「ヤマ利権関係者の悪あがき」の様相を呈しております。もしくは、これも、長らく講じられてきた“資源政策”の一環なのかもしれません。この“小芝居”を掻い摘んで書き記すと、おおよそ以下の通りであると思います。 中国のアフリカ地下資源利権の地盤固めが終わる 中国、オーストラリアの地下資源に対して牽制 オーストラリア、その挑発にのる ベースメタル相場高騰 オリンピック閉幕 中国、アフガニスタンの地下資源利権を獲得 ギニア、世界情勢の混乱に便乗してクーデター ベースメタル供給、逼迫継続(操業停止、物流寸断等) ベースメタル需要、大量の資金投入によって高水準維持 ベースメタル相場、高値維持 今後、「相場が上がるのか、下がるのか」、そんなことは神のみぞ知る事象であります。ただ、ひとつ明確なのは、現在の中国は、世界の鉱物資源を巡る駆け引きの中で、相当に優位な位置にいるということです。ギニアが調子に乗るようであれば、資金援助を打ち切って、オーストラリアに声をかければいいし、後者が強気な姿勢を貫くなら、前者をバックアップすればいいだけのハナシです。 手前味噌で恐縮ですが、ちょうど昨年、弊ブログにて『 中国主導のアフリカ銅山開発は、順調なようです 』という記事を投稿しました。一度は、したり顔で「ほら言ったこと」と知ったかぶってみたいものです。 実際のところ、「アルミのギニア推し、銅のコンゴ推し」は、2019年頃から既に、“既定路線”として、堂々と語られておりました。そして、その当時から、「 なんらかの“ショック”があること 」や、それを起点とした 産業構造の転換が極端に推進される ことも、明確に言及されていました。(その頃の“雰囲気”は、『 メーカー"側"は潤っている 』にて。) 都市鉱山開発に係る