前回同様、業界の重鎮に関するネタがつづきます。
Robert Friedland 氏が危惧している点は、「いーぶい、イーブイ、などと盛り上がっても、結局のところ、カッパーはたやすく手に入らない(需要が高まっても、それに追いつくだけの供給力がない)」ということ。
鉱山会社は、良質の銅鉱脈を探し当てられないだけでなく、2011年からつづく下げトレンド('11から'16までの5年間に銅相場は、50%下がった)による新陳代謝の悪化がつづき、死に体の様相を呈している。ブルームバーグの予想では、2022年までの4年間、こういった需給バランスの崩れによる、銅価の高騰は不可避であるとのこと。
- 参考: Investors Need to “Wake up and Realize That We’re Out of Copper”…
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