穢れを嫌う

'19新型コロナウィルスの正式名称が決まったようです。

NPR - "New Coronavirus Disease Officially Named COVID-19 By The World Health Organization"

この期に及んで、「まだ、そのネタ引きずるか」といった感は否めませんが、ここまで実体経済に影響が出てきた、出てくることを考えると、一概のクズ屋風情者の頭の中でも、「どげんかせんといかん」と思いを巡らせるわけです。しかしながら、今般の流行病(はやりやまい)に対して、我々が太刀打ちできるのかというと、それは無理だと思います。某国の生物兵器であるとか、どこぞの研究所由来のウィルスであるとか、いわゆるトンデモ論、都市伝説として一蹴されるような言説が飛び交っていますが、そんなことが事実であろうがなかろうが、我々の実生活、子供たちを育てていく環境にとって良くないという事実の方が大事であって、身を守る対策を講じることが最善であると考えています。

この"ヤマイ"に対してできる最善の策は、ただひとつだと考えています。

穢(けが)れを嫌う

徹底的に、汚れることに備える。徹底的に、汚れてしまったら、それを洗い流すこと。これだけ話を引っ張っておきながら、当たり前のことしか言えていないことが噴飯モノですが、それしか対策はないと真剣に考えています。もっと言ってしまえば、そうならないように「祈る」ことしかできないとも感じています。巷では、除菌して、殺菌して、マスクをして、防護服を着て、あれを食べると良い、あれを食べると悪いなどといった眉唾モノの話が盛り上がっていますが、本当にそれは"イイ"のでしょうか。

寝食を惜しんで、今般の病に立ち向かっている医療従事者の方々が、次々に感染し、命を落としています。万全の対策を講じているとされている方々でさえ、なんらかの"隙"を突かれ、この病に憑かれてしまった。この純然たる事実をもって、一般人ができうる「マスクをしましょう」だとか、「除菌!除菌!」などというマヤカシが、本当にこの病に効くのでしょうか。降って湧いたかのように「濃厚接触でした!エアロゾール感染でした!また、感染者が増えました!」などと吹聴するマスメディアの垂れ流す情報が、この病に効くのでしょうか。もしかしたら、情報としては間違っていないかもしれないです。ただ、不確定な情報を撒き散らして、新たな用語をつくり、人民の恐怖を煽ることが、精神的なヤマイを増幅することに貢献していることに対して、彼らは言及しません。

我々はもともと汚い

ここからは、感傷論ではなく、少し科学的な視点でコトバを紡いでみたいと思います。筆者が「信用に足るのではないか」と受け取った情報は、下記の通りです。

「マスクをする人が増えたから、インフルエンザの流行が抑えられているわけではない」という"可能性"について
「当たり前だけど、当たり前にできない行動」について

個人的な極論は下記の通りです。

  • 他人はバイキンの巣窟
  • 手洗い、うがいができない人間とは断交
  • マスクは気休めだけど、倫理的にするべき
  • 菌を全滅することに意味はない

自分の味方の菌も一緒に殺してしまう、「除菌、殺菌」を過信することに落とし穴があると、"筆者は"信じています。ノドの痛みが出た場合のみ、咽頭部に直接塗るタイプの殺菌薬を使うことは、かぜのときに抗生物質を飲むことと同様に、悪化を防ぐ、周囲へ病原菌をばら撒くことを防ぐためには、アリだと考えています。ただ、これが強力なウィルスに対して"も"効用あるのか、それはわかりません。いわゆる「あれがいい!これがダメ!」的な情報を過信して、風邪をひいてしまったときに、人間は素直に「自分の体調管理が悪かったから」と認められるでしょうか。中国に行ったこともないのに、COVID-19に罹ったとき、「自分の体調管理が悪かったから、自業自得だ」と認めることができるでしょうか。


ここからが本題です

先日、取引先の方が、スクラップ業界における有名人の方とお会いし、軽めの講釈を受けたそうです。「お前は、高く買いすぎだ」と。完全に、メーカー側に立ち、利益を十二分に得ているにも拘らず、末端の業者に対して「高い!」と一喝する。これは、暴挙と言うしかありません。曰く、「他の業種は、利益率どれだけとっていると思う?」とのこと。個人的には、「他の業種で、我々の業界ほど手元の流動性の高さを維持できますか?」と問いたい。商売の構造が違うのだから、マージンが薄くても仕方がないとは思いませんが、業種・業態規模が違う業者に、強者の論理を押し付けることはナンセンスだと思います。

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